靴の中に入る装具の多く伸縮性ベルトで親指を親指の付け根の内側に向けて引っ張る装具です。
致命的ともいえる欠点が2つあります。
1.伸縮性ベルトの矯正力が弱く、ほど遠い矯正力しか発揮できない。
2.伸縮性ベルトの牽引方向が親指と平行に近いので、矯正力となる横方向に働く力が小さく、過大な軸圧が付け根の関節にかかってしまう。
拘縮がない時期には、装具とつけると矯正位に戻るので効果的に見えます。
しかし、外反母趾が治って見えるので靴に注意しないと外反母趾がひどくなります。
親指と第2指の間にはさむ、セパレーターやガーゼをたたんではさむだけで効果的という事実です。
ですから、下駄や草履をはいていた時代には外反母趾がなかったという歴史的事実をふまえて、ガーゼを親指と第2指の間にはさみ、それでもはける靴を選んでくことが最良の装具療法のようです。
夜間やはだしで歩くときにセパレーターを使い、靴の重要性を忘れなければより効果的です。